【突撃レポ】「修羅の国」と言われる北九州市に住んでみた結果…

誰が呼んだか「修羅の国」。ネット上でヤバいヤバいと言われる福岡県北九州市だが、実際のところは『住みたい田舎ベストランキング 総合部門・シニア世代部門1位』をはじめ、『子育てしやすい街1位』にも選ばれている。いまや、北九州市は一昔前のヤバいイメージと真逆。言ってみれば、住みやすい街のトップランカーなのだ。

ご飯がウマければお酒もウマいし、できることなら住んでみたいという人もいるだろうが、とてつもない朗報がある。なんと北九州市では1週間1万円のお試し居住を実施中だ。実際に住んでみるとどんな感じなのか、これは確かめてみるしかあるまい! ということで住んでみた!!

・実は福岡空港から近い北九州市

まずは当編集部のある東京の新宿2丁目から羽田空港へ移動。出発地点がヤバいじゃないかってことはさておき、電車と飛行機を乗り継ぎ3時間ほどで福岡空港に到着した。それにしても、福岡空港の立地は相変わらず素晴らしい。博多駅まで地下鉄で約5分(たった2駅)と、中心地との近さは他にない。

そこから博多駅経由で北九州市に移動する訳だが、遠いと思っている人も少なくないだろう。が、実を言うと……これがなかなかどうして近い。なにせ博多駅から北九州市の小倉駅まで新幹線で約15分!

本気を出せば30分以内で福岡空港からたどり着くことだってできてしまう。もちろん、北九州空港を利用しても小倉駅までエアポートバスで約30分ととても便利だ。

・お試し住居を利用する条件

さて、東京から半日もかからず小倉駅に到着した後は、スペースワールド跡地の近くにあるお試し住居へと移動だ。まず家を借りるにあたり、コーディネーターさんから簡単な説明を聞いた。

対象とするのは北九州市外在住で、北九州市への移住を検討している人(事前面談あり)。参加期間は1週間以上で、原則として1カ月までとのこと。詳しくはポータルサイト「北九州ライフ」でもチェックできる。

そして冒頭でお伝えしたように、利用するにあたって料金は1週間で1万円。以後1日ごとに1000円となっている。ちなみに身の回りのもの以外は基本的に揃っているため、何も不自由しなかった。また、近所にはドラッグストアに電気店、さらにはイオンモールもあるため、揃わないものはない。地理に詳しくなくても、生活する上で困ることはないだろう。

・幅広い年齢層が移住を考えてお試し

では、これまでどのような人が利用してきたのか。年齢や職業、人それぞれだけにどうなのか聞いてみたところ、30代から70代と幅広いらしい。田舎すぎず都会すぎず、自然も豊富なこともあって、北九州市という土地を気にいる人は多いそうだ。

また、大型病院が複数あること、公共交通機関も充実していることも年配者の移住を後押ししている。確かに高齢化と過疎化が進む今の時代、大きな病院があるのは心強く、安心できる環境となる。

んで、働き盛りの年齢なら仕事が気になるところだが、お試し居住を希望する人の職種はさまざま。フリーランスから美容関係、時代の流れから在宅ワーカーの応募も多いらしい。移住先での仕事が不安な人もいるかもだが、北九州市もそのあたりを熟知しており、できるだけニーズに応えるようバックアップしてくれるようだ。

記者は2LDKと1LDKの2タイプから2LDKにお試し居住したが、超がつくほどキレイで快適に過ごせた。2016年秋に「お試し居住」がスタートしてから、これまで体験者の約3割が実際に北九州市へ移住しているのも納得。広さを考えると、夫婦はもちろん、家族連れでもお試し居住できるだろう。

・仕事をできる環境もある

記者のように場所を選ばない職業であれば、コワーキングスペースを利用すると仕事に活きてくるかもしれない。小倉駅近くの「秘密基地」では、いろんな職種の人が集まることで新しい仕事も生まれる。仕事をする場所としてはもちろん、街を軸とした繋がりから可能性が無限に広がる場所となっていた。

・もちろんグルメも楽しめる

そしてお腹が空いても大丈夫。北九州市といえば、九州屈指のグルメ天国である。この日は、コワーキングスペースでひと仕事片づけたあと、地元のお母さんや観光客が集まる旦過市場を訪れた。

食事処に選んだ「大學堂」は、市場内で乗せる具材を自分で選ぶスタイルなので、好みの海鮮丼を作って舌鼓。北九州市には新鮮な魚だけでなく、うどんにラーメンなど、あらゆるグルメが揃っているから住み続けても飽きることはないだろう。

・お酒も最高

また、九州なのでお酒も豊富。日頃からお酒を飲む記者も例にもれず、お試し住居に戻る前に “角打ち” で楽しんだ。昭和30年から小倉北区で営業している「アサヒ屋酒店」へ行くと……

店主とお母さんの作り出すアットホームな雰囲気がいいからだろう、時間が経つごとに常連さんは増えていき、気がづいたら全員一緒に仲良く飲んでいた。安くておいしいお酒を飲んで閉店時間。それからお試し住居に戻り、静かな夜の中ぐっすり眠ったのだった。

・お試しだからこそ気軽にできる

やはり「修羅の国」の要素は、どこにもなかった北九州市。この先、定住・移住を希望・検討されている人は、「北九州市すまいるクラブ」に登録するのをオススメしたい。

また、「北九州ライフ」にも移住に関する情報が盛りだくさん。住んでみると見える景色が変わることもあるだけに、自分に合うかどうか体験してみるといいだろう。お試しだからこそ気軽にできるので、ぜひ北九州市という土地に一度住んでみよう。きっと気に入るはずだ。

参考リンク:北九州市すまいるクラブ登録ページ北九州ライフU・Iターン応援プロジェクト
Report:原田たかし
Photo:RocketNews24.


Source: ロケットニュース24

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